皆さま、こんにちは。
北参道駅前ひふ科です🌟
高周波によるたるみ治療、なんか流行っていますよね。
HIFUで十分なのでは…でも流行っている、なぜ…
と思い、自身で試してみたところHIFUとは違った良さがあったので購入してみました。
(あくまで「あるアトピーの既往のある40代女性患者」の感想で、効果には個人差があることをご了承ください)
まず、HIFUと高周波(当院だとVOLNEWMER)はどんな人に向いているかというと、
HIFUはSMAS、脂肪層、真皮に点状に熱を加えることで引き上げ(リフトアップ)の効果があると言われています。
顎から頬にかけてのラインが「三角」というよりは「丸」や「四角」に近く、
面長なお顔の方
(いわゆる平らで厚みのある顔。院長はこれです)
の方で効果が感じやすいと思います。
一方、VOLNEWMERなどの高周波によるたるみ治療は、
皮膚表面から脂肪層にかけて面で熱を加えることでひきしめ(タイトニング)の効果があると言われています。
顎からフェイスラインにかけてのラインが「三角」に近く、
肉付きがうすくてHIFUを当てるとこけてしまいがちなお顔の方
(顎が小さくて、法令線・マリオネットラインわきからフェイスラインにかけての「小じわ」や「たるみ(脂肪)」が目立ってしまう方)
で効果を感じやすいと思います。
「開院してから相談の多かった、法令線・マリオネットラインわきの小じわやたるみといったお悩みには高周波だっだのか…」と、人気の理由が腑に落ちました。
(ただし、効果の程度には個人差がございますのでご了承ください。
皮膚自体がやせてしまっている方にはECM製剤の注入の併用が必要な場合もあるかと思います)
「顎の小さい方」や「HIFUでこけてしまう方」は高周波の方が効果を感じやすいかと思いますが、
「平坦で肉付きの多い面長な顔」の院長自身は単体だとHIFUの方が効果が出やすい印象がありました。
でも
「HIFUの効果がまだ残っている頃、試しに高周波を当ててみたらも法令線やマリオネットラインがうっすら減って良い感じだった」
「高周波を全顔照射するとなんとなく顔が一回り近くなった印象があってよかった」
という感触もあったので、
HIFUでたるみに対して効果を感じていた方でも、
HIFUを照射する半年の間隔の間に高周波の治療を追加してみるのも良いかもしれません。
高周波でたるみがあまり改善しなかった印象がある場合でも、
少し置いてからHIFUを照射すると、皮膚が高周波でひきしまった分、HIFU単体で照射するよりさらに引き上げられてフェイスラインが整う印象になることもあるかと思います。
筋骨のがっちりした方だと同時の照射もおすすめです。
(こちらも効果の程度には個人差があるのでご了承ください)
と、去年の12月半ばまで高周波の機器を2週間で5機種ほど試し(痛みに弱いので出力は弱めてもらうことが多かったです)、
1月頭にHIFUを照射して、
3月末に高周波を練習で自身に当てて、当てすぎたか…と思うこともありつつも
自覚のなかったたるみを自覚し、
「やはりむくみ、たるんでいたのか…少し運動でもするか…」
とモチベートされるくらいには満足感とQOLの向上がありました。
気になる方、ぜひご相談ください🌟