治療内容

  • 多汗症

    Q:昔から夏になると汗じみができてしまって、吊り革を持ったり、人前で発表したりする時、とても緊張してしまう。

     

    Q:制汗剤を使ってもわき汗がとまらず、勉強や仕事に集中できない。なんとかならないだろうか。

     

    A:それは多汗症かもしれません。一度皮膚科でご相談ください。

     

    そもそも多汗症とはどんな病気でしょうか。

    多汗症とは、日常生活で困るほど汗の量が多くなる病気です。

    全身の発汗が増える全身性多汗症と体の特定の部位で発汗が増える局所多汗症があります。

    全身性多汗症には特に原因のない原発性のものと感染症・内分泌疾患・神経疾患など他の疾患に合併する続発性のものがあります。

    局所多汗症にも明らかな原因が見当たらない原発性のものと外傷や腫瘍などにより神経が障害され生じる続発性のものがあります。

    他の病気や障害がなく、日常生活に支障をきたすほどの大量の発汗を温熱や精神的負荷に関係なく両側性に生じる状態を原発性局所多汗症といいます。

    原発性局所多汗症は、主にわきや手のひら、顔、足の裏にみられます

     

    局所多汗症の診断基準として明らかな原因がないまま局所的に過剰な発汗が6カ月以上認められ、以下の6 症状のうち2 項目以上あてはまる場合とされています。

    1)最初に症状がでるのが 25 歳以下であること

    2)対称性に発汗がみられること

    3)睡眠中は発汗が止まっていること

    4)1週間に1回以上多汗のエピソードがあること

    5)家族歴がみられること

    6)それらによって日常生活に支障をきたすこと

     

    また、重症度は自覚症状により以下の4段階に分類され、③④が重症の指標とされています。

    • 発汗は全く気にならず、日常生活に全く支障がない。
    • 発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある。
    • 発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある。
    • 発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある。

     

    多汗症の治療にはどんなものがあるのでしょう?

    外用療法では塩化アルミニウム(保険適応外)が有効とされています。また、外用の抗コリン薬が原発性腋窩多汗症に保険適用となっています。A型ボツリヌス毒素の局所注射療法なども有効とされています。

    制汗剤で汗がおさまらずお悩みの方、ぜひ一度皮膚科にご相談ください。

  • 脂漏性皮膚炎

    頭の痒い人のイラスト(女性)

    Q:最近フケが多くなった気がする。特に髪の毛を染めたり、シャンプーを変えたりしたわけでもないのに。どうしてだろう?

     

    Q:かゆみはないのに眉間や鼻の周り赤くなり、なかなかよくならない。ただの乾燥とは違うと思うのだけれど…。

     

    Q:うちの子生まれたばかりなのに頭にフケが。大丈夫かしら?

     

    A:頭皮のフケや顔の赤み、気になりますよね。日々の洗髪やスキンケアをしっかりしてもよくならない場合には皮膚に常在しているカビが皮膚に炎症を起こしていることも。ぜひご相談ください。

     

    フケや顔の赤みなぜ起こるのでしょう。

    頭の生え際やおでこ、鼻周りなど皮脂の分泌の多い部分にフケ、赤みを生じる皮膚炎に脂漏性皮膚炎というものがあります。新生児・乳幼児期に生じるものは一過性でスキンケアにより治癒しますが、成人型は一度発症すると繰り返すことも。40〜50歳代以降の男性に多く見られると言われています。

     

    脂漏性皮膚炎のどうして起こるのでしょう。

    皮膚に常在しているマラセチア菌が皮脂中の成分を分解して生じる物質が皮膚に刺激を加えることで発症・悪化すると言われています。

    ストレスや紫外線、皮脂の分泌の増加、ビタミンB群の不足も関係すると言われています。

     

    脂漏性皮膚炎を予防するにはどうすればよいでしょうか。

    治療は、ステロイド剤の外用がメインになりますが、症状の強い方はステロイド剤入りのシャンプーの使用が効果的なことも。予防のために抗真菌剤入りの薬やシャンプーを使用し、痒みが強い場合には抗ヒスタミン薬を内服することもあります。また、睡眠不足や過労、ストレスで悪化すると言われているため、規則正しい生活を心がけ、適度に休養や気分転換をし、バランスの取れた食事を取ることも大切です。

    スキンケアをしっかりしてもフケ、赤みが続き、気になるという方、ぜひご相談ください。

  • 虫さされ

    Q:最近よく虫に刺されます。何の虫でどうすればよいでしょう?

    A:皮膚に症状を起こす虫はさまざまです。まずは刺されないようにしましょう。

     

    虫刺され、かゆくて辛いですよね。中には水ぶくれや痛みを生じるものも。

    蚊、ノミ、ブユ、ハチ、トコジラミ、アブ、ケムシなどの昆虫類、そしてダニ、クモ、ムカデなどの昆虫以外の節足動物などが皮膚炎を引き起こします。蚊、ブユ、アブ、ノミ、トコジラミは吸血し、ハチは刺し、クモ、ムカデは噛むことで、有毒のケムシは触れることで皮膚炎を起こします。

     

    治療

    赤みやかゆみが強い場合はステロイド外用薬、抗ヒスタミン薬が必要です。まずは皮膚科医を受診してください。また、繰り返される方は原因となる虫を避ける手立てをしたり、駆除対策をしたりと予防策を取らなければ虫さされを繰り返す可能性があります。

     

    予防

    室内の蚊やノミ、イエダニなどの駆除には燻煙殺虫剤が有効ですが、換気のきいた家屋ではあまり効果がでません。蚊やブユなどの吸血する虫に対しては、野外活動の際には長袖、長ズボンをはくなどして肌を露出しないことが大切です。また、携帯用蚊取りや、防虫スプレ-などを用いることである程度の防除は可能ですので植物の手入れをしたり、自然の豊かな公園などの屋外で遊んだりする際は必要に応じて使ってください。気づかないこともあるためなかなか難しいですが有毒の毛虫に対しては触れないように注意することが大切です。

  • 乳児湿疹

    Q:うちの子くりかえし赤いぽつぽつができるのですが大丈夫でしょうか?

    A:乳児期(生後1年)には様々な原因で湿疹ができます。お薬の量・強さ、お薬を塗る期間が適切か。心配はつきないと思います。ぜひご相談ください。

     

    乳児期にはさまざまな原因で肌荒れが起こります。症状も様々です。

    皮脂の分泌が活発であることによって起こるもの、乾燥によるもの、食べ物、おむつや唾液・汗などの分泌物にかぶれて生じるもの、食物アレルギーにより生じるものなどがあり、一見すると区別が難しいこともあります。気になる発疹があったらぜひご相談ください。

     

    うちの子はどうもすぐに肌荒れを繰り返してしまう。どうしてだろう。

    お子さんは大人と比べてこの「バリア機能」がまだ十分に発達していないため、保湿スキンケアが大切です。症状を頻繁に繰り返すようであれば塗る保湿剤・お薬の量が足りなかったり、期間が短い可能性も。今のスキンケアに不安があればご相談ください。

  • アトピー性皮膚炎

  • かぶれ

  • 掌蹠膿疱症

  • 乾癬

  • けが

  • やけど

    Q:やけどしてしまいました。どうすれば良いですか?

    A:まずはやけどした部位をすぐに冷やし、皮膚科医の診察を受けることが最も大切です。

     

    冷やすことで症状を軽くします。

    やけどは料理中、コテの使用中など思わぬタイミングで起こるのでびっくりしますよね。冷やすことでやけどの進行を止め、痛みを押さえることができます。また、やけどの部位がはれてくるので指輪などの装身具は早めにとっておいた方が無難です。創部を冷やしながら出来るだけ早く皮膚科医の診察を受けることが早くやけどを治して傷跡を最低限にすることにつながります。

     

    やけどの痕をできるだけ残したくない。

    やけどをすると浅いやけど以外は傷跡が残ってしまいます。 浅いやけどの場合には赤みが残ったり、茶色になる色素沈着が起こったりします。色素沈着は紫外線に当たることが原因となりますので遮光し、紫外線に当たることを防ぐことが大切です。

    できてしまったやけどあとが赤く盛り上がったケロイドを目立たなくする治療には副腎皮質ステロイド軟膏、クリーム、テープや、弾力性を持った包帯やサポーターなどで盛り上がった傷跡の場所を圧迫する方法などがありますが、ケロイドやひきつれ(瘢痕拘縮)が高度な場合には手術による治療が必要となる場合がありますので、その際は専門外来を紹介させていただきます。

  • ほくろ

    Q:今までなかったほくろが急にできた。大丈夫かな?

     

    A:ほくろは医学的には母斑細胞母斑と呼ばれ、良性の母斑細胞の集まりです。生まれつきあるものと成長途中で現われてくるものがあり、平らなものや盛り上がったものなど様々です。

     

    どんなほくろに注意すればいいでしょうか。

    一般的にほくろの形が左右非対称で、まわりがギザギザしており、色に濃淡差があり、大きさが大きいと要注意と言われています。一度ご相談ください。少しでも悪性の疑いがあった場合は、がん専門病院や大学病院をご紹介します。

     

    どんな検査方法があるのでしょうか。

    ダーモスコープという拡大鏡でほくろを詳しく診察し、ほくろとメラノーマや皮下出血などのご病気を鑑別します。その場でできる痛みない検査で、健康保険も適応されています。当院ではダーモスコープで撮影した画像を一緒に確認していただくことができますので、気になるほくろのある方、ぜひご相談ください。

  • しこり・できもの

     

    Q:以前からあるこのしこり、なんだろう。

     

    Q:徐々に大きくなってきたこのできもの、放っておいていいのかしら。

     

    A:皮膚、皮膚の下にできたできもの。気になりますよね。当院では超音波による画像検査も可能ですのでぜひご相談ください。

     

    どんなできものに注意すればいいでしょうか。

    一般的に皮膚表面によくできるできものには老人性のいぼ、加齢によるスキンタグ、皮下によくできるできものには粉瘤や脂肪腫などがありますが、時に悪性軟部腫瘍(軟部肉腫)であることもあります。軟部肉腫は臨床的にあまりこれといった特徴がなく、診察のみで鑑別は困難であり、5cmより大きい腫瘤、増大傾向を有する腫瘤、筋膜下の深在性の腫瘤は軟部肉腫の可能性を十分に考慮する必要があるとされています。また、5cm以下で表在性のものであっても、臨床的に明らかに良性であるものを除き、術前に十分な画像診断(MRIなど)を行う必要があると言われています。

     

    どんな検査方法があるのでしょうか。

    当院では皮膚の表面から診察できるものはダーモスコピーで検査をし、一緒に拡大画像をみていただきながら問題ないか確認していただけます。また皮膚の下にできたしこり・できものについては超音波検査を行います。しこり・できものの内部や周囲の様子をうつした画像を一緒に見ていただきながら確認できますので、気になるしこり・できもののある方はぜひ一度ご相談ください。少しでも悪性の疑いがあった場合は、がん専門病院や大学病院をご紹介します。

     

    どんな治療法があるのでしょうか。

    明らかに良性のものであれば当院で治療可能です。できものの種類・部位により治療法は異なりますが、1,2mmていどの小さなものであれば液体窒素による冷凍凝固療法、剪刀・サージトロンによる切除療法をその場で行うことができる場合も。1cmから3cmほどの大きさのものであれば麻酔をした上で切除を行います(予約制)。出血の多いことが予測されるできものや、手術後の傷跡が残りやすい部位のできものなどの場合は基幹病院・大学病院などをご紹介します。

  • 円形脱毛症

  • 赤ら顔

  • ヘルペス

    Q:疲れるとすぐヘルペスができます。いつもなんとなく治っていましたが今回はなかなか引きません。

    A:お疲れたまっていませんか?ヘルペスには治療薬があります。ぜひ皮膚科でご相談ください。 

     

    HSVは初感染後に知覚神経節の神経細胞核中に遺伝子の形で潜伏し、発熱、紫外線、性交、歯科治療などの刺激、ストレス、免疫の低下などで潜伏ウイルスが増殖し発症するといわれています。再発する頻度は潜伏しているウイルス量によるといわれていますが、その他に免疫能力やウイルスの株の差によるとの考えもあります。

    栄養バランスの取れた食事をとり、十分な睡眠、適度な運動によりつかれやストレスをためないようにしましょう。また、つかれているときは強い紫外線をあびたり運動するのは控えましょう。

     

    家族にうつらないか心配。

    患部を触らないようにし、もし触れた場合はその手を洗うようにしましょう。タオルやコップなどを共有しないようにするのも手です。

     

    治療

    抗ウイルス薬の内服・外用があります。また性器ヘルペスを頻繁に再発する方にはお薬を内服し続けることで再発抑制する治療法もあります。

  • 水いぼ

    プール・海で遊ぶ子供達のイラスト

     

    Q:うちの子に何かぽつぽつができている。これはみずいぼだろうか?それとも肌荒れだろうか?

    Q:上の子がみずいぼになった。下の子にうつるのは防げないのだろうか?

    A:みずいぼはお子さんに多い皮膚のウイルス感染症です。症状のではじめの時期は肌荒れと区別のつきづらいことも。迷ったらいちど皮膚科でご相談ください。

     

    みずいぼってどんな病気でしょう?

    みずいぼは専門用語で伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)と呼ばれます。お子さんに多い皮膚の感染症で、ウイルスが原因で起こります。

    表面がつるつるとした直径1~5mmくらいの小さな皮膚の盛り上がりで、てっぺんが少し凹んでいるのが特徴です。

    胸やおなかなど皮膚の薄いところや、わきの下などこすれやすいところによくできるといわれています。

    みずいぼのできはじめは肌荒れと区別がつきづらいことがありますので、迷われましたらぜひいちど皮膚科でご相談ください。

     

    みずいぼの治療法は?

    専用のピンセットで摘み取る方法が最も簡単で一般的ですが、痛みを伴うことが多いため、麻酔のテープを使用して痛みをやわらげます。

    液体窒素療法や硝酸銀ペースト外用を行うこともあります。

    みずいぼは放置しても自然に治りますが、その場合、治るまでに半年から5年かかると言われていますので、数が少ないうちに治療した方がよいといわれています。

     

    みずいぼにかかった時プールはどうすればいいでしょう?

    みずいぼにかかっても保育園や幼稚園、学校を休む必要はありませんが、それぞれの保育園、幼稚園、学校でルールがある場合はそれに従う必要があります。

    プールの水ではうつりませんのでプールに入っても構いませんが、お互いの皮膚の接触でうつる機会が増えるので注意が必要です。

    タオル、うきわ、ビート板などを介してうつることがありますので、これらを共用しないようにし、プールの後はシャワーで肌をきれいに洗う必要があります。

     

    みずいぼを予防する方法はあるの?

    いぼのウイルスはダメージのあるお肌に感染しやすく、乾燥やかゆみで肌をひっかくとみずいぼが広がったり、とびひを起こしたりすると言われています。

    そのため、みずいぼにかかりにくくするためには、肌荒れに対するスキンケアを行い、お肌を健康な状態に保つことが大切とされています。

    また、お子さん同士でのうつしあいを予防するにはタオルなどの共有をさけるようにします。

  • いぼ

    Q:うちの子のいぼ。いつまでたってもよくならない。大丈夫かしら。

     

    Q:足の裏になんかできものができた。なんだろう?うおのめかな?

     

    A:足、爪の下にできてしまったいぼ、なかなかよくならないですよね。いぼの治療は根気よく、時には手をかえ、継続していくことが大事です。また、いぼとして治療されていたものが時には違うご病気のことも。一度ご相談ください。

     

    そもそもいぼってなんでしょう。

    いぼは、ヒト乳頭腫ウイルスと言うウイルスの一種が皮膚に感染してできます。

    正常の健康な皮膚には感染できないと考えられていますが、ひっかきなどによる小さな傷などがあるとそこから皮膚に入り込んで、感染します。

    またウイルスが感染してできるいぼとして治療されていたものが実は粉瘤という良性のできものであったり、中には悪性腫瘍のこともありますので、診断には慎重を要します。一度皮膚科でご相談ください。

     

    いぼがなかなか治りません。

    治療は液体窒素を用いた冷凍凝固療法のほか、サリチル酸ワセリン外用療法、ヨクイニン内服療法などの中から、それぞれの患者さんに最も適していると思われるものを選んで行います。

    どの治療法もいちどの治療で治すことは難しく、定期的に通院して治療していくことが大切です。通院治療がだれそうな時はいつもと違う治療法を併用してモチベーションをアップするのも一案です。

    また「治る!」と信じることで、免疫力が上がるとも言われていますので、必ず治ることを信じて、あまり神経質にならないことも大切です。一緒に根気よく治療していきましょう。

     

  • 水虫

    Q:足が痒い。爪の先が白くけばだつ。これって水虫でしょうか。今までこんなことなかったのですが。

    A:水虫は多い病気ですが、同じような症状を起こすほかの病気の可能性もあります。一度気軽に検査を受けてみてください。

     

    そもそも「水虫」ってなんでしょう。

     

    皮膚真菌症(かび)の一種で、ケラチンを栄養源とする皮膚糸状菌が増殖することで起こります。そのため、カビの好む条件、高温・多湿の場所に(指の間・股など)できやすくなります。

    ただ、水虫と思って受診された方の中にはほかのご病気の方もいらっしゃいますので一度皮膚科を受診し検査を受けてみてください。

     

    水虫はなかなか治らないと聞きますが。水虫の治療法は?

     

    水虫にかかった時は、清潔にし、よく乾燥させ患部を風通しが良い状態にしておくことが大切です。水虫になった時はネイルが楽しめない、同居人にうつさないか心配など気持ちが塞ぎ込み、心配ごとも増えますよね。また、たかが水虫と軽く考えていると、病変部から細菌感染を起こし、リンパ管を通って、中心部に二次感染が広がっていくこともあります。

    治療は内服と外用が基本です。外用ではなかなか治らないと言われていた爪の水虫にも専用の外用薬、内服薬と選択肢は増えていますので、おひとりで悩まずにぜひ相談してください。

     

  • とびひ

    Q:うちの子にみずぶくれができて広がってきている。これはなんでしょうか。

    A:お子さんは皮膚のバリア機能がまだ十分に発達しておらず、微生物がお肌に侵入しやすく感染症を引き起こしやすくなっています。

     

    あっという間に広がるとびひ。もしかかってしまったら。

    正式な病名は伝染性膿痂疹と言い、細菌という微生物による皮膚の感染症です。原因菌にはブドウ球菌や溶血性連鎖球菌などがあり、あせも・虫刺され・湿疹をひっかいたり、転んでできた傷に二次感染を起して生じることもあります。みずぶくれができて、びらんを形成する水疱性膿痂疹、厚いかさぶたが付着する痂皮性膿痂疹があります。

     

    繰り返してしまう場合には抗菌薬の選択、洗浄方法、日常生活でのくせの見直しが必要な場合も。

    治療には抗菌薬の外用内服を行います。かゆみの強い場合には抗ヒスタミン薬を内服してかゆみを抑えたり、患部を保護する目的で患部をガーゼで覆ったり、外用薬を重ねたりと工夫が必要なことも。洗浄も大切でよく泡立てた石鹸で、優しく洗い、その後はシャワーでよく洗い流すようにしてください。かゆみのある部位を知らず知らずのうちにかいてしまう事で広がることもありますので、日頃の保湿・スキンケアも大切です。抗菌薬で治療した後も症状を頻繁に繰り返すようであれば培養検査を行い抗菌薬の選択を見直す必要もあります。繰り返してしまうようでしたら洗浄・スキンケア、治療の工夫、抗菌薬の選択など相談にのりますのでぜひご相談ください。

  • にきび

    Q:にきびが治りにくく、薬を止めるとすぐに前のように悪くなります。薬を飲み続けなければならないのでしょうか。

    A:にきびができやすい人には、それぞれニキビが出来やすい原因があります。まず自分自身の生活の中で何か悪化因子がないか考えてみて下さい。

     

    思春期のにきび、気になりますよね。

    小学校の高学年から中学生にかけて発症し、高校生のころ悪化してその後次第に軽快していくものと言われていますが、思春期のにきび、やっぱり気になりますよね。ホルモンのバランスや皮脂分泌の増加が悪化の原因ですので成長の過程として避けられない面はありますが、気分も落ち込みますし、にきびができたら早めに治療し、継続的なケアで痕を残すのを防ぐのをおすすめします。

     

    大人になってからにきびが繰り返しできるようになった。

    男性も女性も大人になって初めてできたほほ、あごのにきびの相談を多く受けます。過労やストレス、睡眠がしっかり取れていない、スキンケアケアが合っていないことなどが悪化する原因として多いようです。女性の方だと月経前に悪化がみられ、男性の方だとひげ剃り負けなどによって起きることもあります。マスクによる刺激、むれが関係することもあります。乾燥肌の方にも多くみられるため、保湿を十分にすることも必要です。

     

    十分な睡眠時間とれていますか?

    睡眠不足や日夜逆転の生活などは、ホルモンのバランスの乱れから悪化の原因となる可能性があります。なかなか難しいですができるだけ規則正しい生活を心がけてください。

     

    甘いもの、油分の多いものを食べ過ぎていませんか?

    チョコレート、ナッツなどの食べ物とにきびの因果関係ははっきりとわかっていませんが、チョコレート・ナッツ・スナック菓子・フライドポテト・おまんじゅう・コーヒーなど食べすぎていないでしょうか。甘い物・油っぽい物・刺激物などは、皮脂の分泌を多くし、にきびの悪化につながる可能性はあります。

    つまり、「チュコレートやナッツをたくさん食べたらにきびができてしまった」ということを繰り返している方は、適量食べるのを心がけるのはいかがでしょうか。忙しい生活をしているとなかなか難しいですが、バランスの良い食事をとるように心がけましょう。

     

    にきびにさわっていませんか?

    くせのようににきびに触っている人がいます。にきびは触る事で悪くなり広がります。「にきびをさわると悪くなる」と言う事をしっかり意識してください。顔のどこかに集中してにきびができている時、その部分がよくさわられている事があります。

    髪の毛が触れていたり、ほおづえをついていたり、寝ている時、その部分が下になっていることはないでしょうか。にきびを隠したくて、つい髪の毛を下ろしがちですが、髪の油や汚れでにきびは悪化します。できれば髪の毛が顔に触れない髪型にしましょう。

     

    今の化粧品お肌にあってますか?

    油分の多い化粧品は毛穴をふさぎ、にきびの悪化の原因にもなりますが、にきびがあるからと言ってお化粧をしてはいけないということはありません。できれば、日焼け止めに、パウダーをはたく程度にとどめたいものです。乾燥肌の方は保湿をしっかりしてからお化粧することも大切です。1日の終わりにはお化粧をしっかり落として泡洗顔をしてください。生え際や顎はすすぎをしっかりするのも大切です。その時力は込めず、泡で表面をなでるようにしてください。ピーリングの時に使用されているグリコール酸などを配合した石鹸を使用すると効果が上がる場合もあります。特に背中などのニキビには良い様です。

     

    治療

    内服薬・外用剤が基本です。今は予防の治療薬もあり、継続することで肌質も改善します。

    特に一度も皮膚科でにきびの治療を受けたことがない方は受診されることをおすすめします。

    また、これまで皮膚科でにきびの治療を受けたことはあるけれどなかなか治療がうまくいかないという方もご相談ください。保湿剤、ビタミン剤などとの併用で治療が軌道にのる可能性もあります。

    また化粧品同様、スキンケアもとても大切です。肌質に合ったスキンケアをご紹介していきます。

  • 帯状疱疹

    Q:なんか背中のあたりが痛い。よくみるとあかいぽつぽつもでている。これはもしかして。

    A:帯状疱疹かもしれません。迷ったらご相談ください。

     

    なんか体の一方だけがだるい、重い、痛い。筋肉痛とは違うと思うんだけど…

    帯状疱疹ではからだの片側の神経分布領域に痛み、知覚異常あるいは痒みが数日から1週間続いてから発疹がでることがあります。また、虫さされのような症状で、最初は「かぶれ」や「虫刺され」と診断されてしまう方もいらっしゃるようです。初期に軽症であっても、無理をすることでいくらでも重症化する疾患ですし、また痛みが後遺症として残ることもあります。こんな症状で病院にかかっていいのかなと迷われたら、まず受診しご相談ください。

     

    治療

    年齢が若いから軽症ですむとはかぎらず、その患者さんの抵抗力により重症度が決まります。帯状疱疹は抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビル、アメナメビル)の全身投与を出来るだけ早期に開始することが大切です。重症では入院して抗ウイルス薬(アシクロビル、ビダラビン)の点滴静注が必要なことも。後遺症の痛みを残さないようにするためにも早期の治療が大切です。

     

    予防

    当院では2014年より小児科領域で使用実績のある乾燥弱毒生水痘ワクチン(自費)の接種を50歳以上の方に行っております。ワクチン取り寄せのため予約制ですので、興味のある方ご相談ください。

  • じんましん

    Q:お風呂上がりにぷつぷつがでてすぐひきます。これなんでしょうか?

    Q:特に発疹が出るわけではないのですが、痒みを繰り返しなかなか良くなりません。

     

    A:その症状、じんましんかもしれません。

     

    じんましんとは

    じんましんは比較的よくある病気で、食べ物や薬などに対するアレルギー反応として起こることもありますが、ウイルス感染、運動や暑さ寒さ、圧迫や日光などによっても起こります。ストレスはしばしば蕁麻疹を悪化させる要因となります。また、過労・ストレスにより症状が悪化することが多いようです。

    大きさは1~2mm程度のものから数cmに及ぶものまで様々で、全身にでてしまうこともあります。形もまた様々で、大抵は痒みを伴いますが、チクチクとした痒みに似た感じや焼けるような感じを伴うこともあります。時々目や唇などが腫れる「血管性浮腫」という特殊型もあります。また、患者さんの中には皮膚の変化はほとんど感じられないくらい軽くても、かゆみを強く感じる方もいらっしゃいます。皮疹は数十分から数時間以内に消えますが、中には半日から1日くらいまで続くものもあります。

    原因症状ともに様々ですので、「なんかかゆい」というときはご相談ください。

     

    ◯蕁麻疹の原因・誘因◯

    食物:サバ、サンマ、エビ、カニなどの魚介類

       豚肉、牛肉、鶏肉などなどの肉類

       鶏卵、牛乳、チーズなどの卵、乳製品

       大豆、小麦、ソバなどの穀類・野菜

    抗生物質、解熱鎮痛薬などの薬剤

    ウイルス、真菌、細菌、寄生虫などの感染症

    圧迫・擦過、寒冷、温熱、日光などの刺激

    運動、発汗、疲労・ストレス など

     

    治療

    原因のはっきりしているじんましんは原因を避けることが大切です。

    抗ヒスタミン薬を定期的に内服することが治療となります。

    原因のはっきりしない慢性じんましん(発症から6週間以上症状を繰り返すじんましん)の場合は、ご自身では症状の出現を避けることができず、数年にわたり皮疹、かゆみを繰り返すことが珍しくありません。

    経過が長ければ長いほど、その後病気が治るまでにかかる時間も長い傾向があるといわれています。多くの場合、薬を飲んでいれば症状は軽くなりますが、止めればまた元通りの症状が出るようになってしまうことがあります。そのため発症から6週間以上症状を繰り返す慢性じんましんでは、症状のでなくなった後も、薬を飲み続ける必要があります。うまく症状をコントロールしていくと、ほとんどの場合は少しずつ薬の量を減らしたり、中止したりすることができるようになるといわれています。

     

  • 乾燥

    軟膏を塗る看護師のイラスト

    Q:なんだか最近肌がかさかさかさする。いつも保湿剤を塗っているのに…。

    A:年齢を重ねるにつれ乾燥しやすくなります。お子さんやお若い方でも保湿剤があっていなかったり、肌に刺激を与えていると乾燥してしまうことも。保湿の仕方、生活習慣に問題がないか、みなおしましょう。

     

    夏と冬で同じ保湿剤を使っていませんか?ずっと同じ保湿剤使っていませんか?

    空気が乾燥しやすい秋から冬に乾燥は生じやすいです。夏はさっぱりしたフォーム剤、ローション剤で間に合っても、乾燥しやすい冬には保湿剤としてそれらが不十分な場合も。そんな時には軟膏やクリーム剤などを選ぶとよいでしょう。また年齢を重ねるにつれ、乾燥しやすくなりますので、これまで使用していた保湿剤ではうるおいが十分に保てない可能性があります。これまでの保湿剤ではなんか乾燥してしまう方、ご相談ください。

     

    熱いお湯で長風呂してませんか?体をゴシゴシと洗ったりしてませんか?

    肌から皮脂を取りすぎてしまう原因になっていることも。刺激の少ないものや手で体をやさしく洗いましょう。石鹸やシャンプーの成分が残ると肌荒れの原因にもなります。よく洗い流しましょう。

     

    冷暖房を効かせすぎたり、チクチクする肌着をきていませんか?

    冷暖房を効かせすぎ、空気が乾燥すると肌も乾燥します。加湿器などで適度な湿度を保ちましょう。直接肌に触れるため、肌着はチクチクしない肌あたりの優しいものを選ぶとよいでしょう。

     

    保湿の仕方は大丈夫ですか?

    保湿力の高い保湿剤をぬっても乾燥してしまう場合は保湿剤の量が不十分なことも。肌が少しテカって、触れると少しペタッとするくらい保湿剤を塗りましょう。塗り方、塗るタイミングも大切です。肌をこすらないようやさしく塗り、肌が水分を吸収している入浴後に塗ることがおすすめです。

     

  • 手荒れ

    手荒れのイラスト

    Q:毎年冬になると手が荒れる。ハンドクリームを一日何回も塗っているのに…。

     

    A:一度荒れてしまうと治りづらい手荒れ、なかなか辛いですよね。頻繁に保湿剤を塗ってもよくならない時はステロイドの塗り薬が必要であったり、ふだんの生活習慣を見直す必要があることも。ぜひご相談ください。

     

    そもそも手荒れってなんでしょう。

    手に赤みのある腫れや水ぶくれ、かゆみ、ひび割れといった症状がみられるもので、その発疹は円形であったり、ぷつぷつとしていたり、広範囲に広がったりとさまざまです。
    お湯や洗剤などにより手の油分や水分を保つ機能が失われたり、職業的に長時間化学物質(染毛剤やマニキュア用品、インクなど)に触れたりしていると発症します。お子さんや女性、アトピー性皮膚炎の方、また美容師・調理師・看護師さんなど水に触れる機会の多い職業の方が起こしやすいと言われています。

     

    その手荒れ、本当に手荒れでしょうか。

    手荒れと思い、治療されている方の中には似た症状の別のご病気のこともあります。

    保湿をしっかりし、ステロイドを塗ってもよくならない場合は、白癬菌というカビの感染症である「手白癬」、免疫の応答異常により関節の背面にカサカサとしたふけを伴う発疹の出る「乾癬」、喫煙や扁桃炎、歯周病、歯科金属アレルギーなどが関与している「掌蹠膿疱症」などの可能性もありますのでぜひご相談ください。

     

    手荒れを予防するにはどうすればよいでしょうか。

    手荒れの治療は、原因と考えられる物質に触れるのを避け、保湿剤を塗り、赤く炎症の起こった部分にはステロイドを塗っていきます。

    市販のハンドクリームを塗るだけでは手荒れを起こしてしまう方、症状がなかなかよく治らずお辛い場合はぜひ皮膚科を受診してください。他のご病気でないか鑑別し、塗る薬の量、強さ、塗り方について相談に乗ります。

    水仕事の後、水分の拭き取りが不十分で手荒れが悪化している方も多く見受けられます。水分をしっかり吸い取ってくれるタオルで優しく水分を引き取り、ハンドクリームでこまめに優しく保湿をすると手荒れの予防に役立ちます。

  • しみ

    Q:最近顔にしみが増えたがいきなりレーザーを当てたりするのには抵抗がある。なにかいい方法はないだろうか。

     

    Q:レーザーにIPL、トレチノインといろいろ試して残ったこのうすいしみが気になります。

     

    A:今まであまりスキンケアに興味のなかった方、年齢の重ねて出てきたしみに有効な方法をまずは経済的負担とリスクの少ない方法から提案します。

     

    A:これまでしみの治療に邁進されてきた方。どの治療もある程度効果はあったけどやっぱり気になるしみについてもご相談ください。

     

    ◯年齢を重ねて浮かび上がってきたしみ(老人性色素斑)に。リスクの少ないものから◯

     

    液体窒素:保険での治療です。老人性のしみが育って盛り上がってできた「脂漏性角化症」に有効です。1~2週間に一度の頻度で行います。治療後のお手入れなどの必要がなくまずおためしにおすすめです。

     

    ビタミンC化粧品:ビタミンCのもつメラニン色素の還元作用とメラニン生成抑制作用によりしみを薄くします。こじわに効果のあるタイプのものも。長年日光にあたっていたためにできた頬や眼の下のしみ、マスクによる擦れによる鼻の背のごくごくうすいしみ、にきびのあとにできたしみなどにおすすめ。

     

    ハイドロキノン、レチノールなどの化粧品:他の化粧品と比べてトラブルが起こりやすいといえます。なぜなら肌の奥まで浸透するように作られていることや、紫外線を受けてメラニンを作るという皮膚の自然な働きを抑制するため肌に負担がかかりやすいからです。問題なく使用されている美白剤においても、何らかの症状が出現するリスクが全く無いとは言えません。診察の上、十分にご理解頂いたうえご使用頂きたいと考えています。

     

    ケミカルピーリング:表皮のターンオーバーを促進し、たまっていたメラニン色素を脱落させます。表面に固着していた角質も剥離されるため、くすみも改善します。ごくごくうすいしみ、トーンアップしたい方におすすめ。

     

    イオン導入:ビタミンC、トランサミンを効率よく、肌の隅々まで浸透させます。ピーリングとの併用で効果が高まります。

     

    トレチノイン酸(レチノイン酸)治療:ビタミンA類の一種で、しみ・こじわに効果があります。米国では一般に使われていますが、日本では、まだ化粧品に使用することは認められておりません。赤みや肌表面のカサカサといった副反応が出ることがあり、施術の効果には個人差がありますので、医師の診察もと慎重に使用することをおすすめします。しみとり治療の場合、1ヶ月間1〜2週に一度診察に来ていただきます。約2ヶ月かけてしみをとっていきます。

     

    レーザー治療:当院ではQスイッチNd:YAGレーザーによるしみ治療も行っております。レーザー照射後のお手入れも大切ですので、当院では照射後のケアについてもしっかりご説明した上で行います。

     

    いずれの治療も保湿・遮光をしっかりしながらすることをおすすめします。また、シミ治療後の集中ケアとしてイオン導入も行っておりますのでぜひご相談ください。

     

    ◯レーザーなどいろいろ試してきたけれど残るしみに◯

     

    レチノールやトレチノインとビタミンC化粧品、ハイドロキノンなどの美白剤の併用で境界が淡くなったり、色が薄くなる可能性はあります。また、ひとつの治療法で押すよりは方法をかえてみることで軽快することもあるかと思います。一度ご相談ください。

  • しわ・小じわ

  • 赤ら顔・毛細血管拡張

  • 毛穴の開き・黒ずみ

  • にきび・にきびあと

    Q:保険診療で出されるにきびのお薬で肌が荒れてしまいます。なにか他によい方法はないでしょうか。

     

    A:肌のお手入れをしっかりして、生活習慣をみなおして、お化粧品をみなおして、治療をしっかりしてもどうしてもにきびを繰り返してしまう方、敏感肌でにきびの治療薬でお肌が荒れてしまう方、どうぞご相談ください。

    ◯にきびの治療薬でお肌があれてしまう方のスキンケアに◯

     

    アゼライン酸:ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど海外ではにきび用医薬品として承認され使用されています。にきびのもとになる毛穴のつまりを解消し、皮脂の分泌を抑え、にきびの悪化を予防します。最初の1、2週間は刺激感があるので診察を受けながらの使用をおすすめします。

     

    ホームピーリング:当院ではグリコール酸入りのクレンジング剤,グリコール酸、サリチル酸入りのパッドなどの取り扱いをしております。脂性肌の方、お背中にニキビを繰り返しやすい方のスキンケアに足してみるのがおすすめです。

     

    ビタミンC:過剰な皮脂分泌を抑制し、炎症を沈静化してにきびを予防します。

    ◯にきびがなかなか治らない、繰り返しできてしまう方に◯

     

    ケミカルピーリング:サリチル酸の効果により肌のキメを整え滑らかで透明感のある状態に近づけます。施術後の副作用としては発赤・ひりつきなどがあります。保険診療でなかなか治り切らないにきびへのもう一手におすすめ。

     

    イオン導入:ビタミンCを効率よく、肌の隅々まで浸透させ、にきび・にきびあとを予防。ビタミンEは赤みに効果があると言われています。薬液(ビタミンC、ビタミンE)が肌に合わない場合は、赤みや湿疹が出ることがまれにあります。大人にきびにおおすすめ。ピーリングとの併用で効果が高まります。

     

  • 肝斑・くすみ

    日焼けのイラスト「日傘をさす女性」

    Q:最近くすみが気になる。これが肝斑だろうか。

     

    Q:美容皮膚科にいったら肝斑と言われ飲み薬をもらったがあまり効果がない。

     

    Q:肝斑で飲み薬を続けているが、飲み続けは大丈夫だろうか。

     

    A:しみのできはじめは鑑別が難しいことも。肝斑の治療をしてもあまり効果のなかったものは他のしみの可能性もあります。ご相談ください。また、飲み薬は効果は得られますが、飲み続けることにご不安な方。当院ではトランサミン化粧品の取り扱いやイオン導入を行っています。休薬期間にお試しください。

    肝斑とは

    30歳以降の女性に好発し、境界明瞭な淡褐色斑が頬を中心に対称性にみられます。額や口のまわりに拡大することもありますが、眼のまわりは侵されません。紫外線によって夏に増悪し冬に軽快します。妊娠を契機に発症することも。最近マスクをするようになってから、なんか、くすんでいるという方は肝斑の要素もあるかもしれません。

    肝斑との付き合い方は?

    紫外線、経口避妊薬など誘発因子を除去することも大切です。妊娠によるものの場合は分娩後数か月で軽快するといわれています。ハイドロキノン外用やトランサミンの内服で軽快しますが、こういった治療を行っても反応しないものは肝斑以外のしみであることも。ご相談ください。また、薬を飲み続けることが心配という方は休薬期間中、ハイドロキノン、トランサミン化粧品やイオン導入によるトランサミンの導入、システアミン配合の化粧品を試されてみるのもおすすめです。

  • レーザー脱毛

    レーザー脱毛

    医療脱毛のレーザーは毛の黒い部分に反応し、成長期の毛根毛乳頭と反応することで毛が生えて来なくなります。施術が短時間でできるという利点があります。

    細くて薄い毛は永久脱毛できない場合があります。完全に「脱毛」するのではなく、「永久に減毛」することで、日頃のお手入れが楽になる、かみそりによる肌トラブルを回避することが目標です。

     

    LightSheer DUET(ライトシェアデュエット)

    メラニンに吸収されやすい「ゴールドスタンダード」のレーザを2つの高度な技術、ChillTipとHigh-Speed Integrated Technology(HIT)テクノロジーによって、より効果的に発揮させて脱毛を行います。

    • ChillTipテクノロジー

    ChillTipコンタクトクーリングで皮膚を連続冷却することにより、痛みはほとんどなく、麻酔も必要ありません。

    • High-Speed Integrated Technology(HIT)テクノロジー

    皮膚を吸引してエネルギー源に近づけ、広がった皮膚へ効果的にエネルギーを伝えます。吸引によって皮膚の広い面積の触覚を刺激するので痛みはほとんどありません。また、広い部位を短時間で施術することができ、冷却や麻酔は必要ありません。

     

    必要回数と処置の間隔

    レーザー脱毛は成長期の毛が増えるのを待って数回行う必要があるため、間隔は1ヶ月半から2ヶ月以上が有効です。

     

    レーザー脱毛の限界とその効果

    レーザー脱毛の効果には個人差があり、ある程度脱毛回数を重ねても脱毛効果が頭打ちになる方がいらっしゃります。また、まれに毛が減り切らない方や、また生えてくる方もいらっしゃります。また、部位や毛の質、肌の色によって効果の出にくい部位もあります。

     

    レーザー脱毛後の合併症

    熱傷、色素沈着・脱失、紅斑、水疱、毛嚢炎、痂皮、紫斑、瘢痕・ケロイドができることがあり、蕁麻疹などのアレルギー反応が生じることもあります。後遺症として色素沈着、瘢痕・ケロイドが残る可能性はゼロとは言えません。

    また、上腕(二の腕)・顔・うなじ・肩・背中の細くてうすい毛(産毛)のレーザー脱毛で、極めてまれに硬毛化(脱毛開始数ヶ月後毛が逆に濃くなること)が起こり、その予防はどのレーザーでもできません。万が一、脱毛回数を重ねても濃くなることがあれば脱毛を中止とします。

     

    レーザー脱毛期間中の自己処置

    レーザー脱毛中は脱毛部位の毛を抜いたり、脱毛部位に除毛クリームを使用しないでください。ワックス脱毛もしないでください。毛嚢炎の原因になり、ターゲットとなる発毛中心がなくなることで、効果が出なくなります。

     

    Q:脱毛が初めてで不安です。

    A:初めてのお客様でも安心してレーザー脱毛を受けていただけるよう施術前後の診察を丁寧に行うよう心がけております。わからないこと、不安なことがあったら気軽にご相談ください。

     

    Q:1回の施術時間はどのくらいですか?

    A:部位によって異なりますが、両ワキでしたら15分ていどです。

     

    Q:どのくらいのペースで通えばいいのでしょう?

    A:毛周期に合わせて、1-2ヶ月に1回の基本ペースでご来院をおすすめしています。

     

    Q:痛みはどのくらいあるのでしょうか?

    A:痛みの感じ方は人によって異なりますが、ワキの毛1本に光を当てたときの痛みは、毛抜きで毛を1本抜いたのと同じくらいのかすかな痛みになります。

     

    Q:施術後の入浴は大丈夫ですか?

    A:施術後まれに赤みやほてり感がある方もいらっしゃいます。念のため当日は、ぬるめのシャワーで洗い流す程度をお勧めしています。

     

    Q:妊娠中は脱毛できますか?

    A:身体に有害なものではなく特に問題はありませんが、妊娠中の方には御遠慮いただいております。出産後、身体が落ち着かれ、ホルモンバランスが安定してからのご来院をおすすめします。

     

    Q:生理中でも大丈夫ですか?

    A:体調・部位によってはお断りさせていただく場合がございます。来院時にご相談ください。

     

    Q:未成年でも大丈夫ですか?

    A:親権者の方に承諾書にご署名いただければ施術が可能です。詳しくはお問い合せください。

     

  • たるみ